ワキガと緊張状態との関係


【 目次 】

重度のワキガに悩んでいます

なぜワキガは軽度から重度のワキガまで人によって症状が大きく違うのか?

軽度のワキガと重度のワキガとでは手術方法が違うことが分かってない人が多い

重度のワキガに適した手術は「剪除法(せんじょほう)」だが、手術後のリスクも大きい

手術が無理なら重度のワキガは諦めるしかないのか?


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重度のワキガに悩んでいます

現在、高校3年の女子です。

重度のワキガに死ぬほど悩んでいいます。
やはり重度のワキガにまでなってしまうと、 手術をしない限り治す事はできないのでしょうか?

最初にワキガに気付いたのは、2年前の高校1年の時でした。

その時は、時々強い臭いがする程度で、 真剣に悩むほどではなかったのですが、 少しずつ症状が悪化していって、今では重度のワキガにまでなってしまいました。

先日病院で、ちゃんとした検査もしてもらったのですが、 ガーゼテストの結果「重度のワキガ」と、先生からも診断され、 よけいにショックを受けています。

学校でも、完全にバレてしまっていて、 陰で色々言われてることも知ってます。

最近は学校へ行くのも辛いです。

ネットで調べても、重度のワキガは手術しないと治らない。。 といった内容がほとんどで、自分でもどうしたらいいのか分かりません。

もうすぐ受験勉強もしなければならないのに、 気が付くとワキガの事ばかり考えてしまって、全く勉強にも身が入らない状態です。

本当に重度のワキガは、 手術をしないと治らないのでしょうか?

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なぜワキガは軽度から重度のワキガまで人によって症状が大きく違うのか?

確かに「重度のワキガ」にまでなってしまうと、 本来なら手術をしないと治らないレベルではあります。

けれども、安易に手術を受けてしまうのはとても危険なことなので、 私個人の意見としては、あまりワキガ手術はススメたくありません。

手術によるリスクは後ほどお話ししましょう。


ところで、同じワキガでも、 軽度だったり、日によって症状が強かったり弱かったり、 1年中ひどい重度のワキガだったり、 人によって症状が全く違ったりしますね。

では、
どうして、そんなことが起こってしまうのでしょう?


その理由を説明すると。

ワキガ体質の人には、 必ず「アポクリン汗腺」という、 いわゆる「ワキガの汗や臭いの元」になる汗を排出する汗腺が存在しているから なんです。



上の図でも分かる通り、 汗腺には

・エクリン汗腺
・アポクリン汗腺

この2種類の汗腺が存在しているんですね。

「エクリン汗腺」というのは、一般的に「汗腺」と呼ばれているもので、 ワキガの人にも、ワキガじゃない人にも共通して存在しています。

しかし、

「アポクリン汗腺」は、ワキガ体質の人にだけ存在していて、 ワキガ体質じゃない人には存在しない 特別な汗腺なんです。

つまり、
アポクリン汗腺が存在する人=ワキガ体質
ということです。

それでは、下の画像をご覧ください。

上の画像の中に見える、白い粒状の物体が実際のアポクリン汗腺です。
脇の下の皮膚の真裏に位置するところにあります。

どちらもワキガ体質に間違いはないのですが、 右の画像と左の画像を見比べてみると、 アポクリン汗腺の大きさ、アポクリン汗腺の数が明らかに違うのが分かりますね。

もう、お分かりかと思いますが、
左側の人は「軽度のワキガ」
右側の人は「重度のワキガ」
です。

つまり、

「軽度のワキガ」か「重度のワキガ」の分かれ道は、 アポクリン汗腺の大きさや数で決まってしまう んです。

アポクリン汗腺の数が少なくて、サイズが小さいほど「軽度のワキガ」に近くなりますが、 反対に、アポクリン汗腺の数が多くて、 1個1個のサイズが大きければ大きいほど「重度のワキガ」に近づいてしまうわけなんです。

これが、同じワキガでも、 軽度のワキガから重度のワキガまで、人それぞれ違う理由です。

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軽度のワキガと重度のワキガとでは手術方法が違うことが分かってない人が多い

先ほど私は
「個人的な意見としては、ワキガ手術はおススメしない」
ということお話ししました。

実は私自身も長年「重度のワキガ」に悩まされ、 色々考えた結果、手術することを決断しました。

確かに手術後は、今までの事がウソのようにワキガの症状がなくなったのですが、 その喜びは1年しか続きませんでした。。

そうです。もっとも恐れていた「再発」を起こしてしまったんです。


ワキガ手術も最近は技術が向上してきたおかげで、
・切らない
・痛くない
・日帰りOK
などを売りにしている、
いわゆる「レーザー治療系」を気軽に受ける人が年々増えています。

基本的に「レーザー治療系」というのは、 外部からレーザーを照射し、 レーザーの熱で、ワキガの元のなっているアポクリン汗腺を破壊してしまう治療法です。



イメージ

レーザーを照射する箇所に、あらかじめマーキングをして、 それに沿ってレーザーをあてていきます。

けれども、それでワキガが治るのは「軽度のワキガ」であって、 「重度のワキガ」には殆ど効果がないんですね。

先ほどの画像を見て頂ければ分かる通り、 あれだけギッシリ詰まったアポクリン汗腺は、 レーザーを照射した程度では完全に破壊することができないんです。

アポクリン汗腺は、わずか1粒でも破壊し切れないまま残ってしまうと、 そこから年月をかけて再生し始めるので、 1つ残らず完全に破壊してしまわない限り「再発」は起こります。

よって、重度のワキガを手術で治すのであれば、 「剪除法(せんじょほう)」といって、脇の下を切開する手術しかありません。


剪除法(せんじょほう)イメージ

しかし残念ながら、
あまりにもワキガの知識が無い人が多いため、 重度のワキガであるにもかかわらず、
・切らない
・痛くない
レーザー治療を受けてしまったために、 あとになって「再発」する人が大勢いることが実態でもあります。

ワキガ手術を受けること自体は決して悪い事ではないのですが、
大事なことは、自分のワキガの程度の適した手術法を選ぶこと です。

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重度のワキガに適した手術は「剪除法(せんじょほう)」だが、手術後のリスクも大きい

重度のワキガに一番適した手術法は「剪除法(せんじょほう)」です。

その理由は、
実際に脇の下の皮膚を切開し、
医師が自らの目で、 アポクリン汗腺の取り残しがないように、 丁寧に確認しながら切り取っていく からなんですね。

その分、手術にかかる時間も、「レーザー治療系」は10分~15分で終わるのに対して、 「剪除法(せんじょほう)」は、片脇だけで45分~60分程度かかってしまいます。

けれども、
先ほどお話しした
「レーザー治療系」は、 実際に皮膚を切り開くわけではないので、 アポクリン汗腺の取り残しが無いかどうか、 医師が自分の目で確認することができない んです。

確かに近年は「レーザー治療系」の技術も進んできていることは確かですが、 やはり、医師が自らの肉眼で確認しながら行う手術のほうが、 再発率もグッと下がります。



更に言えば、
「レーザー治療系」は、レーザーを照射する範囲も、ほぼ決まっているので、
万が一、範囲外の場所にアポクリン汗腺が存在していたら完全にアウトです。

やはり、どんな手術でも同じですが、 患部(病気の元になっている個所)がちゃんと取り除かれているかどうか? を医師の目で確認できるのと、出来ないのとでは、 手術を受ける側からしても安心度が全然ちがうのは誰でも同じですよね。

そういったことを考慮すると、 やはり「重度のワキガ」クラスは、 「剪除法(せんじょほう)」が一番適していると言えるわけです。


しかし、
「剪除法(せんじょほう)」を受けたからといって100%完治するという保証は、 どこにないのが実情です。

実際、私のように1年後に再発してしまうこともあるのですから、 それだけは、例え手術をするにしても、想定しておく心構えが必要です。

再発なども含めたリスクを挙げるとしたら

・傷跡が一生残ってしまう
・2日~3日の入院が必要
・完全に腕を動かせるまで1カ月弱かかる
・脇の下の皮膚の色が変色することもある


など、例えワキガの症状が完全に無くなったとしても、 上記のようなリスクは
「可能性としてはある。」
ということを、あらかじめ知っておくことも大事です。

特に
「傷跡が一生残る」
「皮膚の色が変色する」
などは、手術を担当する医師の腕(縫合の技術など)によって大きく左右されます。

上の画像を見ても分かるように、
左側の人の傷跡は、まだ奇麗なほうです。
しかし、右側の人のように
「傷跡」+「皮膚の黒ずみ」になってしまう人もいます。

私の場合も、再発はしましたが「傷跡」だけは残ったままです。。(泣)
幸いにも皮膚の変色はなかったので
「まだマシか。。」
と、ポジティブに考えるようにはしてますが、 夏などには、ノースリーブさえ着れません。

オシャレしたいけれど、着られる洋服も限られてしまうのが辛いところです。。

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手術が無理なら重度のワキガは諦めるしかないのか?

今回は、
「重度のワキガは手術すしか治す方法はないのか?」
ということについて、私の実体験を交えながらアドバイス的なことをお話しさせてもらいましたが。

結論を言ってしまうと。
重度のワキガは手術するしか治す方法はありません。

しかし、
手術を受けるに当たって、 それなりの「リスク」があることも頭の中に入れておかないといけない。。 ということですね。


それじゃあ、
どうしてもリスクは負いたくないとしたら、 重度のワキガは一生治らないままなの?
と、言われそうですね。


私の考えとしては、 重度のワキガは治らない。。

けれど、アポクリン汗腺は存在したままでも、
正しいケアをすることで、 ワキガの症状を「軽度のワキガ」程度まで軽減させるのは可能なことです。

正しいケアと言っても難しいことではありません。
単純に「ワキガ専用クリーム」を使うだけです。

そもそも
市販の制汗剤や香水は、 ワキガの症状を抑えたり、臭いを消したりすることを目的に作られた商品ではありませんから、 ワキガには効果ががないのは当たり前のことで、 かえって臭いを悪化させてしまう 危険性があります。

その点、
ワキガ専用クリームは、 ワキガの仕組みや、 臭いが作られる原因をシッカリ研究したうえで「ワキガ対策のためだけに」作られたものなので、 想像以上に効果はあります。

実際、私も再発したあと、途方に暮れていましたが、 ワキガ専用クリームを使うようになって、 重度のワキガが軽度のワキガほどの症状に抑えられるようになったので、 それ以来、ワキガに悩むことも、 周りの目をきにすることもなくなりました。

参考になったかどうか分かりませんが、
いずれにしても「重度のワキガ」の場合、 リスクを覚悟のうえで手術をするか? 「専用クリーム」で症状を軽減させるかの、 どちらかしかないのが現状です。




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