ワキガとストレス


【 目次 】

ストレスが原因でワキガになってしまう事ってあるのでしょうか?

ストレスでワキガの臭いが強くなることはあるが、ストレスが原因でワキガになることは無い

もともとワキガ体質の人はストレスによってワキガの症状が強くなることもある

ワキガの症状の悪化とストレスとの関係


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ストレスが原因でワキガになってしまう事ってあるのでしょうか?

社会人3年目の女子です。

仕事のストレスや、人間関係でのストレスが原因で、 ワキガになってしまう事ってあるのでしょうか?

3ヵ月ほど前から、大きな仕事を任されるようになって以来、 毎日プレッシャーとストレスを感じているのですが、 時期を同じくしてワキガのような臭いがするようになりました。

最初は気のせいだと考えるようにしていたのですが、 日に日に臭いが強くなるだけでなく、 脇汗までもが、今まで経験したことがないくらい出るようになってきました。

「20歳を過ぎてからワキガ?」
など、聞いたこともありませんし、 そもそもワキガになるのなら、中学生や高校生の時になっていてもおかしくないと思います。

でも、色々原因を考えてみても、
最近変わったことと言ったら、仕事のストレスか、 同じプロジェクトに係わっている人達との人間関係でのストレスくらいしか見つからないのです。

だから
「そのうちワキガの臭いを気付かれるんじゃないか」
と、いつもビクビクしています。

もし本当にストレスが原因でワキガになったのだとしたら、 どうやって対処したらいいのでしょうか。

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ストレスでワキガの臭いが強くなることはあるが、ストレスが原因でワキガになることは無い

ワキガの仕組みからいって、
今回のケースのように、ストレスで臭いが強くなったり、 脇汗の量が多くなったりする場合はあります。

しかし、
ストレスが原因で「ワキガになる」ということは考えられません。

そもそも
ワキガというのは、
「アポクリン腺」という、 ワキガの臭いの元となる汗を排出する汗腺を持っている人だけに起こる疾患
です。

上の図はワキガ体質の人の汗腺の様子を表しています。

逆に「ワキガじゃない人」にはアポクリン腺は存在してません。


アポクリン腺は「遺伝」によって、産まれた時から備わっているもの ですが、 産まれたばかりの時は、あまりにもアポクリン腺が小さ過ぎて、確認が難しいと言われています。

アポクリン腺の存在がハッキリと分かるのは、 年齢的に10代~20代前半にかけてです。

なぜかというと、

人間の体が成長期に入ると同時に、アポクリン腺も成長していく からなんですね。

つまり、
人間の成長期に当たる10代~20代前半にかけて、 大量の脇汗や、悪臭といった、ワキガの症状が現れ始めるのも、そのせいです。

中学生、もしくは高校生でワキガの症状が出始めるのは、 こういった事情があるからです。

なので、
今回の件は、ストレスが直接の原因ではなく、 単にワキガの症状を発症する時期が少し遅れた。。。 ということも考えられます。

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もともとワキガ体質の人はストレスによってワキガの症状が強くなることもある

恐らく、今回のケースの場合、 ワキガの症状が発症する時期と、仕事によるストレスを感じている時期が、 たまたま重なったことで、自分がワキガだということに気付いた可能性が高いです。

なかには、30歳を過ぎてから、 ワキガを発症する人も大勢いるので、
「成長期にワキガは発症する」
というのは、 あくまでも目安であると考えてください。

さて、
ワキガとストレスとの関係ですが。。

もともとワキガ体質である人に限っては、 強いストレスによって、 それまで以上に脇汗が大量に出るようになったり、 臭いが強くなったりすることはあります。

次の章では、
なぜ強いストレスを感じると、 ワキガの症状までが酷くなっていくのかをお話ししていきましょう。

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ワキガの症状の悪化とストレスとの関係

突然ですが。
「汗」というのは、どんな時に出ますか?

普通に考えれば
・真夏のような暑い日
・激しい運動や体を動かしている時
・ヒヤッとした時
などがありますが、
そもそもなぜ、人間は「汗」をかいたりするのでしょう?

それは、

体温を一定の温度に保つため(36℃前後が多いですが)に、 汗を排出することで体温が上がったりしないよう、 自律神経が働いているからです。
そして、自律神経の働きによって脳から
「汗を出しなさい!」
という指令を受けているからなんです。

もし「汗」というものが出なかったとしたら、 気温が変化する度に体温も変化し、 激しい運動をすればするほど体温が上がっていってしまいます。

こうなってしまうと、体調を崩すどころか、 死に至る可能性も高いので、 汗を出すという事は、人間にとってとても大事なことなんですね。

しかし、
出て欲しくない時に出てしまうのが「ワキガの汗」。。

ワキガの汗は人間の生死に全く関係してないので、 運動も何もしてない時でも勝手に出てしまいます。

そして、強いストレスを感じた時や、 小さなストレスでも、それが積み重なっていくと、 ワキガの症状。。。つまり、大量の汗を排出し、やがて強い臭いに変わっていきます。

ただ、同じストレスでも

・瞬間的に緊張した時にかかるストレス
・日頃の小さなストレスの積み重ね

といったストレスの違いによっても、 ワキガに与える影響が変わってくるのです。

では、それぞれのストレスでは、 何がワキガと関係してくるのか簡単にお話しします。



瞬間的に緊張した時にかかるストレス

緊張と言うのは、一種の興奮状態でもあります。

人間は、強い緊張や極度の興奮状態になると、 「アドレナリン」 という物質を脳が排出します。

アドレナリン。。。一度は聞いたことがあると思います。

このアドレナリンですが、
実は「アポクリン腺」を刺激するという性質を持っているのです。

そして、アドレナリンによって刺激を受けたアポクリン腺は、 より活発化し、普段以上に大量の汗を排出します。

つまり
瞬間的に緊張した時にかかるストレスによって起こること

① 瞬間的な緊張や興奮状態に陥る

② 脳から「アドレナリン」が分泌される

③ アドレナリンがアポクリン腺を刺激し始める

④ 刺激を受けたアポクリン腺は活発化する

⑤ 活発化することで大量の汗が排出される


このような仕組みが、 瞬間的にストレスを感じた時に、大量の汗が出る理由です。


日頃の小さなストレスの積み重ね

先ほど「自律神経」について少し触れましたが、
「自律神経」とは、いったい何なのか?というと。

例えば人間は
・夜になれば眠くなる
・お腹が空けば食欲がでる
・体の水分が足りなくなれば水を飲みたくなる

などなど、普段「当たり前すぎて」特別意識などしない行動ではありますが、 これらの行動は、全て「自律神経」が脳に命令を出して、 人間が常に健康な体を保つために行われているものなんです。

けれども、

毎日のストレスが積み重なると「自律神経」に乱れが生じてきます。

・夜になっても寝られない
・お腹が空いてるのに食欲がない

といったような症状は「自律神経」が乱れている証拠でもあります。

これと同じように、
「汗が出るのは、体温を一定の温度に保つために自律神経が働き、 それによって脳が ”汗を出しなさい!” という指令を出す」

というようなお話しを先ほどしたと思います。

つまり、 自律神経に乱れが生じると、

汗を出す必要がないのに
「汗を出しなさい!」
というように、 脳が誤作動を起こします。

従って、今回のようなケースは、 日頃のストレスが積み重なり、 それが原因で「自律神経」に乱れが生じ、 今まで以上にワキガの汗が排出されるようになってしまった。

という可能性も十分考えられるということです。

最後に、もう一度。。
ストレスによって「ワキガになる」ことはあり得ないが、 ストレスによって、ワキガの症状が今まで以上に悪化することはある。

ということです。




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